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ささがにの郷 ビオトープ研究所 |
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since 2002.1.1 最終更新 2011.10.27 【歌津「さえずりの谷」プロジェクト支援のお願い】を追加 【論文「クモのいる自然環境を守るとはどういうことか」】を追加。
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歌津さえずりの谷 プロジェクト 支援のお願い
6年前に志津川町とともに南三陸町に合併された「旧歌津町」は、市町村制がしかれて100年以上一度も合併されたことなく、「歌津村/歌津町」として歩んできた、独立性の強いまちです。山が海に迫った三陸の地形で、自然が豊かで、海の幸・山の幸に恵まれ、山人と浜人が助け合って暮らしてきた、歴史と文化のある土地です。霊峰・田束山を中心に自然信仰である修験道が盛んだった土地で、今でも祭りやコミュニティの中心に、祈りがあるまちです。東日本大震災の津波被害で「浜」は壊滅しましたが、同じく壊滅状態の志津川にある町役場からの救援の手は遅れました。ボランティアさえ来ない状況下で、町の人たちは江戸時代からの互助組織「契約会」が中心になって避難所運営をし、山の人が浜に物資を運びこんで自力で生き抜いてきました。2週間遅れてRQ市民災害支援センターがボランティア組織としては一番に歌津入りし、伊里前地区の契約会の紹介で、その地に土地を借りてテント村のボラセンを設営しました。以来、斜面林の人の手でしか片付けられない漂着物の撤去と写真等思い出の品の洗浄、漁師さんの依頼での網のクリーニング作業、半壊した家の片付け作業、避難所や仮設住宅への支援など、しだいに地元の顔の見える関係でのお手伝いをするようになりました。
そうした中で、夏休みに小学校低学年を町外に連れ出すのではなく、地元で遊び場が作れないかというお母さん方の声を受け、「さえずりの谷」と命名した棚田跡地の活用が始まりました。歌津センターの前に位置する隠れ谷で、お父さんやおじいちゃん世代が子どもの頃に、虫取りや秘密基地作りで通った場所でもあったそうです。現代のオートキャンプ場とは違って、食器や食材さえも自然のなかから調達することを工夫する、サバイバルキャンプがここで行なわれました。子供たちがキャンプ場に来てまず自作する竹のコップには、ある思いが込められています。当初避難所を運営した契約会の男たちは、津波翌日に竹を切って作ったコップを、6月に避難所の詰め所を解散するまでずっと大切に名前を書いて使い続けました。それと同じことを子どもたちも追体験しているのです。
自然の脅威である震災のあと、津波を生き抜いた「サバイバー」世代であるからこそ、子どもたちに自然を活かし、自然の前に脆弱だった都市のライフラインではない、自然のなかにある命の絆(ライフライン)をこそ活用する知恵、昔ながらの生活力を伝承し、人間の力・コミュニティの伝統の力を再確認してほしい。そんな地元の願いと一緒になった、ボランティアと子どもたち自身の手による「子どものまちづくり」がスタートしました。そこには、手作りのお祭り復元、初めて使う道具でのものづくり仕事、ヤナギや杉を使った建物づくり、台風で被災した遊び場の橋や道の復旧作業、山の幸の感謝祭、焚き火でのケーキ・縄文土器・燻製づくり、化石掘りや石器ごっこまで。1年前の姿に戻るのではなく、何十年何百年もまえから続く歌津の歴史のなかで培われた生活の知恵と力を復興する、大きな営みに、子どもが主役となって、童心にもどった親や地元のおじいおばあ世代も知恵袋として加わり、「大きな遊び」をとおしての学びが展開しはじめています。
伝統的には、こういう場を「ヤマ学校」と地元の人は呼んできました。「津波を乗り越えた浜の子が通う、ヤマ学校の復興」、それがさえずりの谷のビジョンです。「歌津てんぐのヤマ学校」は、冒険遊び場であり、電気水道なしの里山エコライフ拠点であり、追悼と願いと感謝の祈りをこめる祭典の広場です。地元の被災児童じしんが企画者。RQというボランティアたちが触媒になって、地元の企画力による場作りが、今始まろうとしています。
東北放送(TBC)で紹介された「さえずりの谷」映像:
http://www.youtube.com/watch?v=KoFtOh9i7Ds
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「さえずりの谷」の冬越しにむけた支援をいま緊急によびかけています。母体であったRQ市民災害支援センター(http://www.rq-center.net/blog/utatsu
)は、11月末で緊急災害支援の活動を終えてセンター建物を撤収、地元の自立支援の一環として、歌津ヤマ学校の活動へとひきつがれます。厳しい冬季には、歌津現地「さえずりの谷」に残るメンバーとして、さえずりの谷のテント住人・スパイダー蜘瀧のりと(本名:八幡明彦)ほかが、専任メンバーとなります。
地元の知恵をいただけば、冬でも暮らしていける生活拠点が作れるはず。建設作業へのボランティア(11月末までは先述RQのサイトから申し込むことができます)、物資支援、財政支援カンパの協力をお願いいたします。
カンパ先:
ビオトープ研究所 八幡明彦
(東京都荒川区南千住6−37−9−2601 電話03−5604−6933)
口座: 三井住友銀行 町屋支店 普通6681239
加入者名: ビオトープ研究所 代表 八幡明彦 biotop@mirukashi.com
http://mirukashihime.cool.ne.jp/biotop
(ビオトープ管理士・八幡のHP)
現地連絡先:
RQ歌津センター 「さえずりの谷」住人 蜘瀧のりと
(地元では八幡はこの名前を名乗っています。
「クモ滝」は、霊峰田束山にある修行場の滝の名からいただきました。)
〒988-0453 宮城県本吉郡南三陸町歌津伊里前317−1 さえずりの谷 「歌津てんぐのヤマ学校」
080−3933−3684 yuureki34@yahoo.co.jp
http://www.freeml.com/bl/9373590/
(歌津てんぐのヤマ学校のブログ byスパイダー: 祭り復興支援、キャンプ報告などの資料が参照できます)
本サイト(http://mirukashihime.cool.ne.jp/biotop)は、ビオトープ研究所によって運営されています。