おすすめの本
講談社から「立体モデル大図鑑 タランチュラのからだ」が出ました。
立体模型の組み込まれたクモのからだの解剖図鑑です。子どもむけの本ですが、内容は一般向けでは他に例のない詳しいクモのからだのしくみに触れています。インパクトも最高! クリスマスプレゼントなどにどうぞ!!
訳者サイン入り本を買っていただくと、みるかし姫の研究費への若干のサポートにもなります。定価+送料340円でお送りいたします。ご注文はこちらまで。
実写版なんですね。クモのシャーロットの声をジュリアロバーツ。
テーマは「身近な動物」ですよね。だったら、インターネットで調べる前に、自分の身の回りを調べましょう。で、「クモが50種類見つかったので、デジカメで写真を撮りました。和名学名を調べたいので教えてください。」という質問なら、喜んでアドバイスします。(み)
こちらですね。(み)
>はらうにも怖くて30分奮闘「はらう」というと網のほうですね。クモの網を払うコツは長い棒で網の周辺をぐるりとかきとるようにすることでしょう。クモも一緒に取れます。クモは下に落ちて逃げるか、棒を伝わってきますが、長い棒であればすぐに手元にはこないので、棒ごと放り投げてしまえばいいでしょう。家に出るゲジを食べるといえばアシダカグモでしょう。霊の夜壁に張り付いている巨大な奴です(笑)。(み)
「はらう」というと網のほうですね。クモの網を払うコツは長い棒で網の周辺をぐるりとかきとるようにすることでしょう。クモも一緒に取れます。クモは下に落ちて逃げるか、棒を伝わってきますが、長い棒であればすぐに手元にはこないので、棒ごと放り投げてしまえばいいでしょう。家に出るゲジを食べるといえばアシダカグモでしょう。霊の夜壁に張り付いている巨大な奴です(笑)。(み)
アシダカグモは関西では普通に古い木造家屋や屋外のトイレなどで見つかるクモですが、京都府というと、暖かい場所でないと越冬できないと思われます。ゴキブリだけで通年生きられるのは、ゴキブリが年中居るような場所かもしれません。飼育するならば、空の昆虫プラケースのなかでコオロギとかの柔らかい虫を与えておけば、普通に人の暮らしている部屋の暖房温度で問題なく飼うことができます。(み)
コケオニグモはかならずしも寒冷地のクモというわけでもありませんが、生息環境が深い森だったり沢沿いだったりすることから、オニグモよりも湿度が必要かもしれません。オニグモの仲間は、網を張らせられれば網に餌をかけて飼うのに苦労はありません。コガネグモと違って網を張らないでも、そっと半殺しの虫を咥えさせれば食べてくれますので、餌やりの苦労はあまりないですね。この時期であれば、採ったのが成体メスなら有精卵を生む可能性も大です。ただし、卵のう内越冬ではないかと思いますので、孵化幼体の冬越しの条件が難しいかも。私は産卵はさせましたが、失敗しました。(み)
タランチュラくらいを飼う人になると、ムカデも好きな確率(笑)が高いです。わたしは体長20cmを越すムカデを飼育していたこともあります。野外でもトビズムカデを見つけると、ついつい捕まえてしまったりします。先日も森で、孵化したての仔ムカデを何十匹も抱いた母親を見つけて、ほれぼれと眺めていたところです。(み)
飼育方法についてはサイトに細かく書いてあるので省略します。心構えとしては、飼おうとする種の行動について自分はそれなりに熟知し、扱える自身がある、と確信できたらその種を飼えばいいと思います。じっさい飼うことで慣れていく面もありますが、いきなり部屋の中に逃げ出したときに、パニックにならず噛まれることもなく冷静に捕獲できるくらいの度胸と知恵は最低レベル必要でしょう。それさえあれば、あとは経験を積んでいくことでクモそのものから学んでいけばいいのです。いったん飼いはじめたらクモが死ぬまで付き合わねばなりませんから、最低限の覚悟は決めて、挑戦してさい。(み)
「家蜘蛛」というカテゴリーで呼ばれるクモたちがいます。野外でも見つかる種も多いですが、ほんとうに家屋周辺でしか見つけらない種類もいます。それらが人類史以前に何処に住んでいたのか謎ですが、案外河川敷だったりするんですね。河川(とくに下流部)のほうは全国的に開発されてしまっていて、かつてのような環境が完全消滅している。だからそれに似ている乾燥した木造家屋に住みついたのだけが今日残った、と。しかも、古い木造家屋でないといない種もいる。そういうのは本来絶滅危惧種と見なすべきですね。でも環境省の基準では家屋内の生物は絶滅危惧種には指定しない、ということになっている。おかしいと思います。築40年の木造家屋というのは、地域によっては生物にとっての文化財的価値を持っている場合もあるんです。(み)
クモは長期絶食に非常に強い生物です。脱皮前は食べませんから、まったく餌のない状態で閉じ込められていても脱皮するのを見る場合はあります。コーヒー豆は栄養満点ですから、場合によっては虫が入り込むこともあるでしょう。ひょっとすると餌もあったかもしれません。(み)
>とりあえず隙間などにガムテ貼ったりしたけどそんなヒマがあったら(笑)ガムテで床に落ちた小さな食べ物カスとかのゴミホコリをペタペタととりましょう。ゴキブリもクモも、餌がなければ部屋に棲み付くことはありません。アシダカグモの捕食ですが、近くにゴキブリの足音を聞きつけると飛び掛って一撃で捕えます。食べかけでも他のゴキが来ると捕まえるという捕獲効率のよさ。脚が長くて手のひらを広げたような形で壁にべたっと張り付くクモがアシダカグモです(網は張りません)。(み)
「害虫」というのはそんもそもそう呼ぶ人間の都合でしかありませんから、「不快」なだけで「害」と見なせば、なんでも害虫になりますね。本当に「死んでしまう」ような恐怖だとすれば、お悔やみもうしあげます。心理的な治療がアメリカのようにもう少し日本でも発達していればいいんですけどね。やはり嫌われているだけで実害はそんなに大きくないゴキブリを食べることが、クモが益虫とみなされる一番の理由ではありません。農業一般にとって作物を食害する虫の数を自然界で低く抑えているのにクモ類が根本的な役割を負っているから、「益虫」であると社会的にはみなされているわけです。クモ(や他の虫を食う昆虫)の助けがなければ、ヒトの口に米も野菜も入りませんし、飼料を食わせて育てる牛肉も得られません。その点は好き嫌いよりも上位の社会的な意味が「益虫」「害虫」には本来あるってことですよね。(み)
冷静に考えて威嚇したのは数百倍大きい(体重なら数千万倍)人間のほうでしょう(笑)。でも5mmのクモが前脚を振り上げるところや目がそちらを向いたことを観察しているとは、パニックなさりながらも緻密ですね。そのへんが「クモが怖い」方が、クモに無感動な人間よりも救いようのあるところです。くだんのクモは、ハエトリグモの仲間かもしれません。脚を振り上げるのはハエを捕えようとする際よく見られる行動です。間違っても腕の上に載っているだけで噛み付いてくるやつじゃありませんので、冷静になってご安心を。大きさもまぁそんなもんからたいして大きくはなりません。「全ての虫が嫌い」という方が世の中に増えているようですが、この世に虫のシゴト(授粉を助け、動植物遺体を分解して土をつくり、虫自身が動物の餌になる)が存在しなければ野菜も育ちませんし、家畜も育ちません。身の回りから完全に虫を廃する生活を貫くと、子どもたちは稀に虫に触れたり虫のカスに触れるだけでとんでもないアレルギー症状を起こすような、超ひ弱な子に育つ危険があります(すでに昔は考えられなかった蚊への過剰アレルギーやユスリカアレルギーの子が生まれています)。そのうち、空気や水や土にもアレルギーを起こす世代がこの国には生まれるでしょう。「ちょっとくらいの虫は周りに居て当たり前」と思えるように、少しずつ自分自身の心のアレルギーを克服していかないと、とんでもない世の中になってしまうと、私は危惧しています。(み)
ご連絡ありがとうごじあます。現在のところメキシカンブロンドを飼っておりません。繁殖が難しいと言われていたごく初期に自家繁殖に成功したので、自分としては思い入れのある種ですが。タランチュラの繁殖については、私自身はしばらくお休みしていましたが、最近ちょっと思うところあって、また繁殖に手を広げようかどうしようかと計画立案中です。(み)
・幻想的な実在しないクモの夢を見る・驚いて声を上げて目が覚める・生活がクモに支配されているすべて私と共通です(笑)。もちろん私はクモ好きで喜びで声をあげ、マンションのベランダに色んなクモが居つくような環境作りで生活をいろどっているという意味ですが。いずれ、どうすればクモの豊富な環境が作れるか、という本を書こうと思います。クモ嫌いの人はその反対を実践すれば、クモが少しは身の回りから減るんじゃないかと思います。だから本だしたら買ってね。(み)
益虫・害虫という区分は人間の都合にすぎませんが、自分勝手で都合良いのが人間のサガとも言えますから、その区分を否定する気はありません。ゴキブリやハエや野菜を食害する虫を都合悪い虫と見なす人にとっては、クモはほぼ例外なく益虫です。ゲジはムカデの一種で肉食ですから、やはりゴキブリを食べることもあるでしょう。ムカデは人を噛みますので害虫扱いですが、ゲジは噛まないので害虫にならないわけでしょう。私の知っている人たちのなかには、ムカデが卵を抱く姿をみてイトオシイと癒される女性たちもいるので、なにが「益」を為すかは「心の持ちよう」次第なんですね。すぐに虫好き・虫礼賛者になれとは申し上げませんが、「益虫なのかな、と考えるようにして」心を持ち直してみる、というのは、よい心がけだと思います。人間は思い込みだけで生きないで自分の感性を相対化してみることができる「知恵」の動物なんですから。(み)
餌は、母グモの体の大きさの半分くらいまでの柔らかい虫を上げてください(翅をむしったハエ、後足をちぎったバッタの子どもなど)。仔グモはまだ自分では食べません。小学校高学年のときに、私が初めて飼ってみたクモがやはり仔を背負ったコモリグモの仲間で、ひがな一日ながめていました。感動的ですよね。(み)
円網を張るクモのなかで、ジョロウグモなどが、一度に半分だけ張り替えるという例が知られています。雨が降ったためというより、もともと半分だけまず張り替えるつもりだったかもしれませんね。あるいは、餌がかかって壊れた網の補修をしたのかもしれません。(み)
確実な記録としてはありません。荷物について侵入することがあるかもしれませんが、冬が寒くて越冬できないことが多いでしょう。餌としてクロゴキブリがいる建物というのがだいたい定番の環境です。(み)
お返事が送れてすみません。現在、ワスレナグモの全国調査というのをやっています。これからなくなってしまう環境でも、いままでは安定して見つかっていたという場所は、「どういう場所に生息できるか」の環境分析に役立つので、ぜひデータをいただきたいです。詳細はメールにてご連絡お願いします。(み)
キシノウエトタテの関東における生息地環境の調査をちょうどしているところです。詳しい場所を教えてください。メールでよろしく。(み)
タランチュラに限らず、日本にいるトタテグモでもそうですが、手で陰をつくってやると立ち止まります。夜行性なので、明かりに晒されると暗いところに隠れようとするんでしょうね。(み)
超遅レスですみません。「スパイダーライダーズ」みました。メカっぽくいキャラはもひとつですが、「クモは虫の世界でいちばんスゲェんだぞ」というコンセプトが、子供たちにとってはいいメッセージなるかも知れません。「ムシキング」は外国産昆虫飼育ブームに繋がるだけかもしれませんが、それを真似っこした「スパイダー・・・」のほうが、そのへんの藪でも見つかるクモへの興味を少しでも幼い子どもたちの間にかきたててくれるなら、ストーリーの出来はさておき(笑)、評価したいです。(み)
クモが家の外側に住み着く一番の理由は、家の周辺に餌となるムシがたくさん寄って来るからです。洗濯モノにくっつくというからには網を張る種類のクモでしょう。ならば、飛ぶ虫がたくさん寄って来るということですから、夜に外につけた電灯や、窓から漏れる明かりにムシが引き寄せられているという理由が考えられます。カーテンから明かりが漏れないようにする、外につける電灯を深夜には消すとか、電灯の色が餌となるムシを呼び寄せている可能性があるので、その色を変えてみる(白でなく黄色など)、といった工夫で、餌昆虫を減らすよう試みてはどうでしょうか。自然が豊かでムシが多い地域では、クモの数を減らすには限界がありますが。「忌避剤」のようなものの効果はたかが知れているので、魔法のような対策を求めることは無理です。(み)
徘徊性のタランチュラは、飼育環境がきちっとしていれば、生きたピンクマウスならば食べさせることができるでしょう。自然界でネズミを食う機会はタランチュラ一般にとってそうそうないことだと思いますので、「食いつきがいい」のはやはり這うムシだと思います。コガネムシなんかもよく食べますし、翅をむしった大きな蛾なんかもごちそうでしょうね。カエルも足を折るなど工夫すれば食べさせることができます。生き餌を食う捕食者というところがタランチュラの魅力ですから、餌は自分とクモとの両方が納得できるこだわりを見つけてほしいですね。(み)
シャーンさんのおっしゃるとおり、クモは爬虫類(爬虫綱)でも昆虫(昆虫綱)でもなく、「クモ類(クモ綱)」に属します。クモ綱にはクモ目のほかにダニ目・サソリ目・等々も含まれ、それらも八本脚です。(み)
超遅レスですが、その後、TV取材の計画がきました。品種改良ではないのですが、毎年多数個体の育ち具合と行動のクセを見て、どの個体がもっとも試合に強そうか、というのを見抜く「飼育者」道を紹介する、くも合戦ドキュメント番組です。私も今年は例年に輪をかけてマニアックな飼育の取り組みをしているので、その一端が紹介されるかも。(み)
お久しぶりです。「あきこ」というのは、1999.2.14カキコにある、うちの自家繁殖の子ですね。えーっと、たしか樹上性種ツマベニでしたよね?(← 産ませたのに記憶があいまい:笑)ナショジオは、昨年8月に放送があったものの再放送です。世界160ヶ国(27ヶ国語)/2億6千万世帯が視聴しているそうです。全人類蜘蛛化計画は着々とその歩を進めております。(み)
「奇なる存在」拝見しました。冒頭の警告文がいいですね。(み)
基本的には動物食ですね。虫だけでなく爬虫類や両生類(まれに鳥)でも捕まえられれば食べます。また、他のクモの網の糸や卵を食うやつもいますし、稀に花粉なんかを食っちゃうやつもいるようです。(み)
デビューっていうことは、大阪のぶりくら市展示販売会のときにお買い上げいただいた方ではないんですよね(笑)。アースタイガー類は性格が大変激しいので、くれぐれも脱走されぬよう、また噛まれぬようご注意アレ。(み)
リンクありがとうございます。こちらのハエトリグモの写真が気になりましたが、壁に影がうつって宙に浮いているように見えますけど、ガラス窓に張り付いているんですよねぇ?(み)
申し訳ありません。共同輸入は人数が集まって入荷の確実な種でやらないと、死着の際にご迷惑をおかけすることになってしまうので、なかなか踏み切れません。私自身だいぶ数を減らしているので、どうしても輸入したいというのがないというのも大きいのですが。。こちらの掲示板のほうが、タランチュラの現状に関しては活発かもしれません。
蛍光灯の周りに網を張るのは点灯したときに夕方〜夜間飛んでくる虫を捕らえるのに好都合だから、そこにずっと居座っているのでしょうね。とすると、夕方から夜にかけて造網したり、網を張り替えているのが見られるかもしれません。ぜひ、自分で確かめてみてください。クモは種類によって網を張るスピードがずいぶん違います。網も目が細かかったり荒かったりしますし、体のサイズ(脚の長さ)と網の目の細かさの関係というのもいろいろなので、手間も色々です。(み)
「わかる」わけではありません。クモはとても奥の深い生き物なので、知りたいと思っていろいろ調べたり観察して考えたりすることに時間を費やしているだけです。みなさん掲示板レスが遅れてすみません。(み)
みなさん掲示板レスが遅れてすみません。(み)